どうも、娘に朝ごはんを強奪されて不機嫌になりました。a-worksの森島です。
今日はa-worksオフィスへ出勤してみました。
a-worksは完全リモート勤務ができる体制になっており、
オフィスに出社する人はまばらです。
会議室で集まってのミーティングも減り、もっぱらweb会議用の部屋になっています。
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今日は「リモートワークに慣れすぎて会社に知らないメンバーが増えてくる問題」を解決するために始めた、ラジオの話です!
リモートワークは僕たちから色々なものを奪った
オフィスに出社不要。家から仕事が完結するようになっても、つつがなく業務が回っているようにみえるa-worksですが、気が付かないうちに「雑談的な領域」が空いてしまいました。
それは例えばこんな類のものです。
- 「新入社員の〇〇さん、最近どんな様子なの?」「こんなことできるようになったよ」
- 「最近この案件が調子良くて〜」「良いね!」
- 「こういうの困っていて〜」「それ〇〇さんが取り組んでましたよ」
こうしたコミュニケーションはオフィスでは業務と業務の幕間で自然発生していましたが、リモートワーク中における業務フローや会議の中では発生しにくくなりました(課題解決を目的としていないので、相手の時間を拘束してまで実施されない)。
仕事に関係ないようにも見えますが実は、「この案件はこういう業務をしている〇〇さんにアドバイスをもらおう」という誰がどのノウハウを持っているか※を知っているだけで解決の近道となったり、「最近〇〇さんが調子悪そうだから声かけてみよう」といった共感的なコミュニケーションが会社組織を下支えしています。
※賢そうな言葉を使うとトランザクティブメモリ
意外と雑談がカバーしていた領域って広いのではないかなと思います。
リモートワークで同僚が画面の向こう側の人になると「今暇そうかどうか」がまずわかりません(今暇ですって自己申告されないですし)。その空気感が分からないことには、雑談はただただハイリスクローリターンなため、自然発生しません。
前置きが長くなりましたが、こうした雑談が担っていた領域を埋めるため始まったのが、a-worksの「つつぬけラジオ」です!
オープン・社内報・ラジオ
つつぬけラジオは「a-worksのオープンな社内報ラジオ」がコンセプトのポッドキャストです。森島がメインパーソナリティーとして、毎回色々なメンバーからお話を伺い、仕事内容や考え方などを、つつぬけにお届けしています。
そしてオープン社内報なので、a-worksのメンバーじゃなくても聴けるよう、Spotifyで配信中です。 これには「社外で聴かれる可能性がある」という前提によって、内輪寄りになることを避けて品質を担保する狙いがあります。
また、こういった社内向けの活動は「繁忙期になると優先度が下がって更新されなくなって頓挫する」というあるあるがあります。社外発信をして広報的な文脈でも活用余地があれば、発信するコストに対して社内外の両方からリターンが得られるので頓挫しにくくなるのでは!という仮説もあります。
ラジオという媒体にもメリットがあり、動画や記事に比べて制作コストがとても低いです。
ワンテーマに絞って整理しながら話せば、内容はある程度まとまりますし、出演者の声色や話の進め方などから、人となりを自然と伝えることができます。音声媒体の「問題解決に向かない(文字に起こしたほうが絶対早い)」という面も雑談と似ているかなと思います。
- 最低限度の質を担保
- 広報領域での活用余地も
- 外向き効果があれば頓挫しにくくなる
❑ ラジオ(音声)のメリット
- 製作コストが低い
- 人となりが伝わりやすい
- ながら聴きができる
とまあ理屈をこねこねしてみたのですが、「メリットをいくつ重ねてもいい企画かどうかは森島ですらわからないな」と思ったので、「企画提案のためのパイロット版」を録ってみました。
(今回ブログ公開に合わせて公開してみますw 企画コンセプトはややふわっとしてますが原型は同じ)
このパイロット版をシャチョウ含め何人かに聴かせて「ええやん」となって今に至ります。
で、やってみてどうなのか?
ずーっと森島視点でメリットばかり話してきたので、リスナーと出演者に感想を聞いてみました!ラジオ風に紹介します、
まずはリスナーからの声です。
冒頭の森島さんの台本読んでます感が好きです!(毎回笑ってしまう)リモート移行により雑談する機会が減っている中、グループ問わずいろいろな方の業務内容や仕事への向き合い方、近況を知ることができる機会なので、いつも楽しく聴いています。末永く続けてください!
― ラジオを聴いて仕事に変化はありましたか?
仕事の受け取り方の変化というか、以前に法務の翠さんと協力して対応したプロジェクトの話を聞いて、こんな想いで進めてくれてたんだなぁという感慨があったりしました!
出演者からの声です。
どちらかというと話すのが苦手なほうなので緊張しましたが(笑)、パーソナリティ(もりし)のおかげで気軽に話す感覚で収録ができて純粋に楽しい時間でした!また、普段あまり言語化することのない“自分のやっていること”について言語化することができて、自分の業務を客観視する良い機会になったと思います!
― 出演後、仕事に変化はありましたか?
「翠さんの回を聴きました!」とおっしゃってくださった方が予想以上にたくさんいて嬉しかったです!仕事柄評価が見えづらい業務が多いので、「興味を持ってくださっている方がいる」とわかって普段のモチベーションも上がりました。直接的なコミュニケーションとは違ったかたちで、こうして間接的にコミュニケーションがとれたのはすごく良い機会だったなと感じています!
ラジオ出演をきっかけに自分が何を考えていたかを少し体系的に捉えつつ言語化できたし、MCもりしに質問してもらえたことでさらに言語化が進みました。リスナーに自分のことを知ってもらえることは嬉しいし、自分自身の理解深まりました。出演してよかったです!
― 出演後、仕事に変化はありましたか?
自部署メンバーとのコミュニケーションが取りやすくなった(メンバーが、百々がどんな考えでチームとしての組織づくりに向き合っていたか?の理解が深まった模様)。また他部署メンバーから、「昔の百々と比べて優しくなった」と感じてもらえているようで、壁打ちの相談や雑談で話しかけられる量が増えたと思います。
自分から紹介して何ですが、ポジティブな感想が多くて嬉しいです!
当初狙っていた「表面的な関わりだけではわからない部分を、知った&知ってもらえる」といった効果も少なからずあるようです。
私自身、あまり知らないメンバーの仕事内容や、その背後にある考え方を聞けたりすることで、メンバーや会社についてより理解を深められました。表面的な関わりでは知り得なかった知識で「こないだ聞いた考え方をこのプロジェクトでも試してみよう」など仕事にも活かすことができますし、よく知っているメンバーと働けるならそれに越したことはありません。
最近では「こういう企画が進んでるけど、ラジオで話しても良い?」といった企画の持ち込み的なお声もいただけていますし、例えば「社外の方をゲストに迎える回」や「別の人がパーソナリティーをする回」などがあっても良いかもしれません。
これからも日々進化の余地を見つけながら、社内コミュニケーションを盛り上げていこうと思います!
おまけ
(ラジオだけだと顔と名前は一致しないよね。今後の課題…!)