業績が復活し!コロナ禍が明けた2023年5月末!a-worksでは、実に5年ぶりとなる社員研修旅行が開催されました!
行き先は、鹿児島県の知覧市ならびに指宿市。大いに考え、大いに盛り上がった二泊三日の様子をレポートします。
【1日目】戦争で命を落とした若者たちに思いを馳せ、自分の生き方を考える
タイトルがいきなり重いわ。と思った方はごめんなさい。今回の社員研修旅行にあたり、社長からの唯一のリクエストが、鹿児島県知覧市にある「知覧特攻平和会館」と「富屋旅館」を訪れることでした。以前社長がプライベートで訪れたことがあり、いつか、ここでしか得られない学びをメンバーにも味わってほしいと思っていたとのこと。旅行代理店から「えっと…渋いですね!」と言われる独自のチョイス!出発前からa-worksらしさをかもしだしています。
1日目の朝10時。伊丹空港から出発し鹿児島空港へ向かいます!
鹿児島空港に到着したら、まずは腹ごしらえ。
昼食後に向かったのは、知覧特攻平和会館。第二次世界大戦の末期に編成された「大日本帝国陸軍航空隊」の「特別攻撃隊(特攻)※」に関する資料が展示してある資料館です。
※厳密には、時代によって「特攻」の定義は異なります。
特攻とは、沖縄本土へのアメリカ侵攻を阻止するためにとられた作戦のこと。爆弾を装着した戦闘機で敵の艦船に体当たりし、沈めることがパイロットの命題だったといいます。多くの特攻隊員が飛び立った「知覧飛行場」があったことから、この場所に資料館が建てられました。
もともとはパイロットの教育機関として設立された「知覧飛行場」でしたが、昭和20年(1945年)からは特攻隊の出撃飛行場として使用されるように。同年、4月6日の第1次総攻撃から7月19日の第11次総攻撃終了までのわずか3ヶ月余で、知覧飛行場から飛び立った戦死者は439名にのぼります。(詳しくは知覧特攻平和会館 航空特攻作戦の概要をご覧ください)
当時、特攻隊員に選ばれたのは、全国から集まった10代後半から20代前半の若者たち。館内には、戦闘機の模型や当時の状況を紹介したパネルと併せて、何百人もの特攻隊員の手紙が展示されています。
知覧特攻平和会館をたっぷり2時間見てまわったあとわたしたちが向かったのは、この日の宿である富屋旅館。知覧飛行場の指定食堂だった「富屋食堂」の女将、鳥濱トメさんの思いを現代に伝え続けている旅館です。(詳しくは富屋旅館ウェブサイト 富屋旅館の物語をご覧ください)
到着するとすぐに女将の講話があり、夕食の前にもう一度、戦争の歴史などを振り返る時間が設けられました。それらの内容には賛否両論ありましたが(こうした場で賛否両論出ることがa-worksのよさでもあると思う)、その日の夜は大勢が一部屋に集まり、歴史やその解釈、現代社会のあり方など、それぞれの考えに耳を傾ける貴重な時間を過ごしました。
次の日の朝。朝食後は、女将によるワークショップの時間です。鳥濱トメさんや特攻隊員の言葉を交えながら女将が自身の考えを語りつつ質問し、メンバーが順番に答えるかたちで進行しました。用意していただいたノートに、まわりから見た自分の印象、得意なこと、周囲との関わり方などを書き記しながら、各々が自分の生き方や現状を振り返る時間となりました。
【旅行後のa-worksメンバーの声】
誰かのおかげで今があることの有り難さを感じました。自分達もいつまでも生きれるわけではないし、可能性でいうと明日何があるかわからない。そういう有限な命を授かっていることを頭に置きながら、何を大切に生きるかを日々明確にしながら、それを叶えるために生きていくという覚悟をより強く持ちたいと思います。
戦争という人間一人で決して抗えない大きな災厄に近い流れの中、それでも最善の選択を取ろうとする人間の強さと美しさを感じました。
死を意識した瞬間、残された時間の中で自分が出来ることは何か、何を残せるかがあの短い手紙の中に詰まっている気がします。
それらを自分の人生に置き換えて見た時、大事なモノや成すべき事を改めて思い返す事ができました。
論点が散乱する場面が多かった印象ですが、自身が今享受している自由と、強制されている義務それぞれが日本の今の形として特攻していった彼らが作ってくれたものです。良いところはより良く、悪いところは改善できるように自身の子供のために納税・労働・教育していく気持ちを新たにしました。
家族に対しての考え方や、人のために生きることの重要さを深く考えさせられた。今まで戦争に関する映画や資料館などはつらくなるので避けていることもあったが、実際に起きた事実を自分の中で受け止め、考えていく良いきっかけとなった。今の自分にできることは私生活では身の回りの人に孝行をしていくこと、仕事では全力でやりきること。社長合宿で学んだ古典の内容にかなり近い部分が多かった。
知覧特攻平和会館が非常に勉強になった。
学校の教科書で表面的に学んだ事はあったものの、どうしても試験のためというのが先に来て、興味関心というマインドでは取り組めていなかったので、そういう意味で余裕をもって触れることができたのはよい機会だった。
作為的な演出が加えられた発信がほとんどなく、事実が並べられていたので、受け手側の解釈の余白が多くあり、教科書や各種メディアで見るのとは違った角度で体験することができる貴重な時間だった。
仕事も子育ても充実した30代の今行けて本当によかったと思います。これからの人生どう生きたいかという問いに向き合うのに一番いいタイミングだったと思いました。
戦争においては様々な解釈があるかと思いますが、今の時代を生きる我々にそんなん言われても~~と思うことも多々あるのは本当かもだけど、「繰り返してはいけない。だけど風化させてもいけない。」この言葉だけは絶対に忘れずに生きていきたいし、自分たちが後世に伝えていく番が回ってきたんだと考えます。
【2日目】これぞa-worksの真骨頂!高級旅館で大宴会
富屋旅館をあとにし、「真面目モードはここまで。気分を切り替えて、ここからは思い切り盛り上がっていきましょう!」の社長の掛け声とともに移動を開始。向かうは、砂風呂で有名な指宿市です。
指宿市は流しそうめんの発祥の地!ということで、この日の昼食は流しそうめん。ただそうめんがぐるぐる流れてるだけなのに、なんでこんなにおもしろいんですかね。ついついビールも頼んじゃったりして、みんな昼からごきげん。お邪魔したのは長寿庵 開聞唐船峡です。(正式には、「ソーメン流し」と言うらしい)
食後は、お店の庭で遊んでみたり、近くの神社に立ち寄ってみたり…
そんなこんなで、この日の宿である指宿白水館に到着!大浴場と砂むし風呂を備えた、超いい感じの高級旅館です。ここからしばらくは自由時間。みな思い思いに過ごします。
芸達者ぞろいのa-worksによる大宴会スタート!
夕食はカラオケ付きの宴会場で!ノープランで始まった宴会でしたが、社長司会のもと、芸達者なメンバーたちが続々とステージにあがります。
たくさん飲んで、たくさん笑って、a-worksらしさが弾けまくった宴会のあとは、部屋に戻って飲んだりしゃべったり。社長の部屋にはまたもや10人以上が集まって、夜が更けるまで語り続けていたのでした…。(うち4人は麻雀)
【3日目】小雨が降るなかオシャレバーベキュー
最終日は、お土産屋さんに立ち寄ってからバーベキュー場でパーティーです。実は直前まで、屋根のない別のバーベキュー場を抑えていたものの、日が近づくにつれて3日目の雨予報が濃厚に。経理 兼 人事 兼 広報 兼 秘書を務めるスーパーウーマン・萌さんの機転により、旅行直前でめっちゃ感じいい屋根付きバーベキュー場にチェンジできたのでした。大感謝!!!!
写真がたくさん集まったのでたくさん載せていきますね。会場は、グッドラック スターガーデンです。
a-worksの雰囲気は伝わりましたか?伝わりましたよね?(圧)
目の前のものごとを真剣に考え、相手を尊重しながら議論し合う社風はa-worksらしさであり、そうした光景があちこちで見られた3日間でした。ポジティブな意見もネガティブな意見も遠慮なく言い合えるのは、月並みな表現ではありますが、組織の心理的安全性が高くないと成り立たないこと。好奇心と思考力に長けたメンバーと同じ時間を過ごすのは本当におもしろいな!と、改めて実感することができました。
今からすでに、次の旅行が楽しみです!
【旅行後のa-worksメンバーの声】
皆が言語化されないが持っている「大事にしていること」とかを知るきっかけになったのが良かったかなと思っています。こういう礼節を大事にしているとか、こういうことを美しいと思っている、こういうことをしている時が仕事以外を含めて楽しいなど。非日常の時間を共有することで、今すぐ言語化できない分も感じとれるきっかけになったのではないかと思い、貴重な時間だったなと思っています。
BBQでは普段業務で関わりが少ない人とがっつり話せて、白水館の自由時間では個人的に楽しみにしていた絶景スポットも味わえて、カラオケではみんなの知らなかった面白い一面を見て知ることができて、つくづく贅沢で濃厚な時間を共有させていただけたと感じています。
業務をまる3日間止めてまでこの時間を作ってくださった意図を考えながら、毎日のお仕事に向き合っていきたいと思いました。
めちゃくちゃ楽しかったです!!!宴会はみんな面白すぎてさすが、としか。夜は本音が飛び交う時間を過ごせて、白熱したとこもあったけど、知覧で感じた本音を恥じずにさらけ出せる関係性が保てている会社にいることができて嬉しく思いました。
白水館すごすぎるのと、普段じゃできない経験、交流が全て同時に体験できたのが良い時間と思えました。物理の機会を今後も大切にしたいのと、積極的に交流を広げたいなと思いました。a-worksのカラオケ大会レベル鬼高いので、修行してきます。
普段業務で関わりがない人ともゆっくり会話できる環境・スケジュールだったので良かったですし、1日目とのギャップがあったからこそ会話が盛り上がった部分はあると思います。カラオケは振り切りが足りませんでした反省一寿すごかった、感動しました。
普段は仕事を通してでしか関わらなかったメンバーと仕事を通さない交流をすることで、新たな一面を知ることができました。カラオケの時にゆかりさんの歌のタイミングでapple watchで騒音のアラートが出て腹抱えてました。(そんな機能あるのを初めて知った)
a-worksでは、ともに働く仲間を随時募集しています。
興味を持った方はぜひ【a-worksの働き方を紹介したページ】や【募集職種一覧】をご覧ください。