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今回は、株式会社FinT 取締役COOの山下 恵さんをお招きした対談から「ベンチャー企業の採用基準」をテキストにてお届け!
ベンチャー企業においてどんな人を採用すべきか?ポテンシャルの高い人はどうやってどうやって見抜くのか?を語ります。
【出演者】
野山 大彰
Web広告代理店a-works株式会社の代表取締役。奈良高専を経て松下電機産業株式会社(現:パナソニック株式会社)へ入社。3年間勤務したのち、2008年にa-worksを創業。
経営目的「関わる人の人生の意義を高める」を果たすため、広告事業だけでなく、学生向け「変態インターン」の運営、YouTubeチャンネルでのコンテンツ発信など、仕事を通じて楽しく生きるための考えを発信。
山下 恵( https://twitter.com/kei_yamashita1 )
SNSマーケティング事業、メディア事業を行う株式会社FinTの取締役COO。
2015年~約1年、学生インターンとしてa-worksに勤務。
ベンチャー企業の採用、面接では何を見ている?社長に聞いてみた
山下:会社をつくっているのって人だと思うんですけれど、その中で1番重要なことに「採用」があるのかなと。でも、採用段階で活躍する人材を見抜くのって結構難しいなと思っていて。どういうふうに見抜くのか、自社にフィットするかを見ているのか、そのあたりをぜひお聞きしたいなと思います。
野山:僕もお聞きしたいです(笑)。
二人:笑
野山:僕もけいくんに同意で、採用ってすごく大事。特にベンチャーだと、優秀な人、そして相性がいい人じゃないとチームに入れるのはなかなか難しいなあと思います。大手で、すごく階層的な組織で、マニュアルで仕事が管理できる環境だったら採用ってそこまでこだわらなくてもいいの“かも”しれないけど、中小ベンチャーで、「おもしろいことやっていこうぜ」「価値を出そうぜ」「ブレイクスルーさせようぜ」って言ってるなら絶対いい人の採用は欠かせない。
採用基準 ①能力<人格
野山:14年間会社をやってきていて僕が思うのは、まず「能力より人格」。カルチャーマッチもあるけど、文化や考え方が近いっていうところに加えて、誠実であるとか人に優しくできるとか人のことを考えようとするとか、そういう資質がないと絶対にダメ。そこに加えて、能力が高いみたいな話でもなるんだけど…じゃあ「能力が高いって何なんだろう」と。
山下:わかります!めちゃくちゃ思います。
「優秀って何なんだろう?」って考えたときに、僕たちなりの現時点での優秀さを挙げると「素直」で「謙虚」で「吸収が早い」かなと思っていて。
僕たち平均年齢が25・6歳の会社なんですけれども、やっぱりまだまだ経験がないんですよね。僕も含めてなんですけども。なので、「起きた事象からどれだけ学べるか」とか、フィードバッグに対してどれだけ自分の中に取り入れていくのか。それをどう次のアクションに生かしていくのか。これがやっぱりすごく重要だなと思っていて、これができる人は僕はすごく優秀だなって感じています。
採用基準 ②コーチャブル
野山:それはものすごく大事。これはコンサル会社さんに教えてもらったんだけど、僕らは「コーチャブルであることが大事」とよく言っていて。
コーチャブル:なにかをよくするための教えを容易に受け、身にすることができる状態のこと
野山:例えば「話すときこういうの意識したらいいよ」って言われたら、「わかりました、それやってみます!」みたいなタイプやな。一旦やってみる。「それってどうなんですか?」言い出さないほうがいい。
(コーチャブルかどうかは)会話でわかるよね。
山下:わかります。
野山:これは基本として持ってほしい。
山下:いやほんとに。
野山:それができるだけで優秀なんですけどね。
あと、僕たちが大事にしているのは「考える力」があるというかことと、「コミュニケーション」。
採用基準 ③考える力
野山:じゃあ、「考える」とは何か?
僕の解釈では、構造的にものを見てそこからの意味を見いだすっていうことなんやけど…
【動画残り目次】
04:47 採用基準 ④コミュニケーション
06:30 採用段階で何を見るのか
09:07 まとめ
2人の経営者それぞれの視点から「採用」について語っています。気になるポイントだけでもぜひチェックしてみてください。
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