a-worksへ転職してどう変わったか
結論からお伝えすると、転職して前より仕事が楽しくなったし、やりがいというものを感じるようになりました。 それまでは、仕事は”こなすもの”と思って働いていたので、言われたことをやって、終わったら帰る、の繰り替えしだったんです。 そんなマインドだから面白みなんてないし、1日がとても長く感じました。 転職してからは、仕事量が増えたのもありますが、”どんな風に進めたらより価値のある提案ができるか”、”どうやったらみんなにとって1番良いか”を考えまくる毎日で、1日があっという間に終わります。忙しいけど楽しい! 転職に至った経緯を簡単にお話すると、新卒の時はなんとなく、”ベンチャー企業=起業したい人が働く”みたいなイメージを持っていたんです。 私は特に起業には興味がありませんでした。 それと、ベンチャー企業ってとにかく労働時間が長くて、ろくに教育もされないまま仕事を無茶ぶりされるっていう勝手な固定観念があって(笑) また、周りがそうだったこともありますが、大企業に入ることが「正解」、「優秀」というイメージもなんとなくありました。 そんな理由から、冒頭でお話した通り、新卒のときは大企業ばかり受けていました。 希望通り第一志望だった某大企業に入社しましたが、入社して3年たった頃から、採用活動など、仕事を通じて人の人生に影響を与えられる「人事」という仕事に魅力を感じ、転職することを決意しました。 ご縁があってa-worksへ入社することになりましたが、前職と比べて、働き方も企業文化・風土もなにからなにまで全然違う! 前職とa-worksで働くことを通じて私なりに感じた、 ”大企業とベンチャー企業の違い” をいくつかピックアップしてみました。
※ここで話すお話はあくまで一例であり、私の主観です。大企業・ベンチャー企業はこうだと決めつけるつもりはありません。参考程度にご覧いただけますと幸いです。
大企業とベンチャー企業の違い
たくさんありますが、主に以下の4点をご紹介します。
①経営層との距離感
これは、a-worksへ入社して一番衝撃を受けました。 最終面接の面接官が社長というのもびっくりしましたが、社長や経営幹部メンバー(a-worksでは「社長室」といいます。)へは仕事でも直接関わることが多いし、ゴルフに行ったり飲みに行ったり、とにかく距離が近い! 前職では、社長は入社式のときに遠くから眺めたことがあるだけでしたから、こんな身近に社長をはじめとした経営層がいることが最初は変な感じでした。 直接話をする機会が多いので、会社の方向性や、働く社員にこうなってほしいといった想いをリアルに聞くことができ、すごく良い環境だと思っています。 また、コミュニケーションが多いので、ボトムアップ型の提案もしやすいです。
②共通認識の有無
大企業の多くは、新卒を一斉採用すること、また人数規模が大きいことから、本当にいろんな人が働いています。 ものすごく優秀な人もいれば、ぶっちゃけお金さえもらえればいいからちょっとでも楽したいと思って働いてる人から、千差万別です。 a-worksの場合は、その人個人が「どんな風に生きたいのか」をすごく大切にしています。 なので採用活動では学歴・職務経歴や能力だけではなくて、 会社の理念やビジョンに共感してくれるか a-worksで働くことがその人にとってベストな選択なのか といったことを重視しているんです。 入社後も社長や社長室から会社の考え方を継続的に発信しているので、働く社員にはもちろんいろんな人がいますが、一定の共通認識を持っていると思います。 みんなが会社の考え方に共感しているからこそ、同じ方向を向いて頑張れますし、会社としても、個人としても成長していく。そんな環境があります。
③変化の速さ
会社の方針や自部署の業務など、前職のときはどちらかというと安定していて、急激な変化というのはあまりなかったです。 一方でa-worksに入ってからはまだ8ヶ月ですが、この8ヶ月でもいろんなことが変わりました。 新しい事業がいくつもスタートしたり、部署編成の変更もありました。 ものすごいスピードでいろんなことが変化していくので、その都度最適な方法を考えたり、メンバーとアイディアを出し合ったりして仕事に取り組んでいます。 前例のない業務はもちろん、前例のある業務でも「前回と同じ方法」が通用しないこともありますし、「もっと良い方法」を模索しながら進めています。 新しいことへ一から取り組むのが好きな方は楽しいと思いますが、変化が多い環境が苦手な方にはちょっと辛いかもしれません。
④福利厚生など制度面
休暇制度から給与テーブルから退職金制度などなど、やっぱり大企業は整っているところが多いです。 例えば私の前職では、年に2回、有休とは別で9連休を2回、4連休を1回取れました。 長期休暇が欲しい!という人にとっては、すごく魅力的ですよね。 ベンチャー企業は、そこまでの長期休暇はあまりないですが、独自の制度を取り入れているところも多いです。 働き方の部分でいうと、a-worksではフレックス制度を適用しているので、自分でメリハリを付けて働くことが可能です。 ただ、「自分で働く時間を選択できる」というのは、自由である一方で責任が伴います。 単純に「好きなようにやっていい」わけではなく、仕事で成果を出すことが条件です。 他にも会社の近くに引っ越すと住宅手当がもらえたり、1人暮らしにはありがたい制度も。 福利厚生だけで会社を決めるのは違うと思いますが、こういった制度面も、会社を選ぶうえでは重要な項目の1つだと思います。 働く環境に大きく影響してくる部分なので、事前にしっかり確認することをおすすめします。
会社を選ぶうえで大切にしてほしいこと
以上が、私がこれまで2社で働いて感じたことです。 当然ながら大企業=正解、ベンチャー企業=ブラックという仮説(思い込み?)は間違っていました。 ベンチャー企業に対して偏見があった私ですが、実際仕事は一通り教えてもらうことができましたし、過度な残業があるわけではなく、残業代もちゃんと出ています。 今振り返ると、新卒で大企業にこだわる必要はなかったなと感じています。
自分の生きたい人生、仕事に求めるものとは?
会社を選ぶうえで大切にしてほしいことは、会社の規模や知名度よりももっともっと、自分の人生をどう描きたいのか、そのうえで仕事に何を求めるのかをしっかりと考えることです。 20代のうちから実力をつけて独立したい人もいれば、趣味に全力を注ぎたいから定時で帰れる仕事に就きたい人もいます。 全部その人それぞれであって、正解なんてありません。 私は、「関わる人の考えや決断に影響を与えられる、何かのきっかけになれるような人間になりたい」という想いから、人事という仕事を選びました。 転職活動の際に大事にしていたのは、人事のキャリアが積めることと、”会社の理念やビジョンに共感でき、文化や風土が自分に合いそうか”というところです。 自分が人事として自信を持って採用PRなどできる会社じゃないとダメだ!というところは譲れなかったです。
2社目にa-worksを選んだ理由
a-worksは、選考を通して会社の文化をたくさん知ることができました。 このa-worksブログもそうですし、他にも会社のカルチャーブック※というものを作っていて、会社文化や働く社員がよく見えたのが大きかったです。
※カルチャーブックの詳細については、以下の記事をご参照ください。 カルチャーブックって何のために必要なの?社員40人以下のa-worksが早々にカルチャーブックを製作した狙いと社員参加型にした理由
その中で、みんな働いてお金を稼ぐことだけが目的じゃなく、自分の生きたい人生を生きる手段の一つとして、a-worksという会社で働いているということを感じました。 個々の成長や自己実現を重視しながらも、組織として同じ方向を向いて発展し続ける。 こんな会社で私も働きたいって思ったんです。
まとめ
前職での学びは大きく、就職したことに全く後悔はありませんが、今思えば、新卒の時も「ベンチャー企業=ハード」といった偏ったイメージを持たずに、もっといろんな会社を見てもよかったのかなと感じています。 まずは自分の在り方、生き方について深く考え、そのうえで自分の価値観や理想の働き方にマッチする企業を探す。 そうした方がずっと選択肢が広がりますし、ミスマッチも起こりにくいです。 そして、実際にオフィスへ足を運んで社内を見て、社員と話すことで、本当に自分に合う会社なのかをしっかり自分の目で見極めてほしいです。 1番自分らしく、活躍できる環境で働くことができたら、それってすごく幸せだと思いませんか? 入社して約半年、今後はa-worksの人事として、関わる人たちが自分の人生を自分らしく描くためのきっかけとなれるような存在になっていきたいです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。