「自分の幸せに繋がる働き方って、どうすれば実現できるの?」
「今の仕事は嫌いじゃないけど、このままでいいんだろうか…。」
そんなことを考えたことはありませんか?
a-worksが運営するYouTubeチャンネル「a-works野山の働き方お悩み相談室」では、理想の自分につながる働き方や仕事について代表 野山が様々なゲストを招いてお話ししています。
せっかくなのでよりたくさんの人に見てほしいと思い、今回は初回コンテンツの一部をブログにて紹介したいと思います。第1回目は、a-worksでアカウントプランナーとして働く松本くんをゲストに迎え、「大学卒業したら絶対に就職しないといけないの?」というテーマでお話ししました。
気になった方はYouTubeにて是非全量をご覧ください!
・野山 大彰
a-works株式会社 代表取締役。奈良高専を経て松下電機産業株式会社(現:パナソニック株式会社)へ入社。3年間勤務したのち、2008年にa-works株式会社を創業。
・ゲスト:松本 一寿
大学院を卒業後、フリーランスとして約1年間活動。2020年にa-worksへアカウントプランナー(広告企画職)として入社。
決められた仕事をやることが幸せではないと気づいた瞬間
野山:今日はなんか相談があるの?
松本:そうですね、先に自己紹介させてください!アカウントプランナーとしてa-worksで働いております、松本と申します。卒業してから1年間フリーランスとして活動しておりました。その後にa-worksに入社して、半年くらいの実務経験があります。
野山:ほう。なんか、普通やね(笑)
松本:(笑)
普通ですか?こんなにカメラあったらちょっと緊張しますよ!
野山:ちょっとだけな。フリーランスはなんでやってたん?
松本:就活はしたんですよ。大学院までいってたんですけど、自己分析をしててある日、「もし就活しやんでいいよ 」って言われたら、今すぐやめるなって思ったときがあったんですよ。
自分が生きてる理由を考えて、“幸せになるために生きてる”というのはもちろんそうなんですけど、そこをないがしろにして、卒業したら就職するものだみたいな。企業リストの中でベストなものを選んで就職するものだっていう風に脳死状態だったので、その道以外考えることができてなかったんです。でも立ち返って自分を俯瞰的に見て、幸せって就職だけが道じゃないなって気付いて、やめました。
野山:企業に勤めるっていうことをやめて、自分が幸せになるためにはどういう働き方がいいのかなって模索してた1年間だった?
松本:そうですね。もちろん企業の中には給料、立地、人、ビジョンであったりがめっちゃいいなと思うところもあって就活してたんですけど、僕の幸せは1日8時間決められた仕事をやることではないなと気付いた瞬間があったんで。その瞬間から一気に就活やる気がなくなってしまって…。
野山:その瞬間ってなんやったんか教えて。
松本:自己分析で本当に自分がやりたいことを深ぼっていくんですけど、全部企業側に合わせてPRシートを書かないと選考に通らないじゃないですか。そこに合わせてPRシートを書いてたんですけど。一旦全部忘れて自由に自分っていうものがなにかを考えてみたときに、全然就職する道で自分の幸せを消化できるイメージが湧かなかったんです。
松本くんにとっての幸せは?
野山:かずの幸せはなんやったん?
松本:僕の幸せは、“好奇心あるままにさまよって、その好奇心が向いたときに
いつでも挑戦できる状態でさまよえること ”自体が幸せなんです。 例えるならば、晴れの日に散歩してて、この店いいなと思ったときにいつでもその店に入れる状況で散歩し続けること。その状態が1番幸せを実感できる状態で。
野山:自由やな!好奇心を中心に生きれるような自由があり続けることなんやな。
松本:そうです。そういうところを軸に置くと、会社で8時間働くとなると制限されますし。そういう生き方をしているところで、ちゃんと幸せになれるんだろうかと思いました。
敷かれたレールに乗って就職するのって本当に幸せなの?
野山:敷かれたレールに乗って就活して企業決めて、そこに入って生きていくっていうのは多くの人が選ぶんだと思うんですけど、本当に幸せなんだろうか?についてちょっとだけしゃべりたいと思います。
俺は高専行ってたんやけど、中学卒業したら5年勉強して、半分くらいが就職、半分くらいが大学3年生に編入っていう形で。技術職で若いのが安くで雇用できるから、メーカーさん、インフラ会社からたくさん就職のオファーがくるねん。40人に対して200~300社くらいくるんじゃないかな。それで周りはみんな大手ばっかりだし、先輩たちもみんなそういうキャリアを選んでいるから、そのレールに乗って就職する人がほとんどっていう現象やったんよね。かずんとこもそういう感じやった?
松本:そうですね。大学院までいったら就職しようみたいな。僕、就職しないって教授に言ったら、バチクソ怒鳴られました(笑)
野山:怒鳴られたんや(笑)なんで?
松本:1人でやったって絶対いい方向に進まんから就職しなさいって。
野山:そうかそうか。
僕の友人たちは大手のメーカーに勤めてて、15年くらい正社員で働いてるねん。楽しそうに働いている子ももちろんいるんだけど、本当に自分が幸せなのかを考えて、それを実現しながら、自分が楽しいと思える幸せにたどり着いてる人は少ないんじゃないかなと思ってて。自分はこんな生き方をしたいんだということに対して、つながってる人は少ないんじゃないかなと思うんですよ。
松本:確かに、自分の幸せがなにって深掘りする時間は人生にあんまりないと思ってるんですね。就活がいい機会になって僕は気付くことができたんですけど。就活する上でのPRじゃなくて、世界に自分1人になったらなにが幸せと思うだろう?ってところまで立ち返って、幸せについて考える時間をみんな中々取れてないんじゃないかと思います。
野山:それ1人で向き合えたらすごいよね。言いたいことは“なんのために働くのか?”って話やと思うねんな。よくあるのが、「みんなが就職してるから、みんなが働いているから一般的にはこう生きていくんでしょ?」って。それは一般的な幸せに収束していくよね。
そうじゃなくて、やりたいことがあったりこんな風に生きていきたいというんだったら、自分で考えて見出して、そこにつながる働き方をする。独立かもしれないし、フリーランスかもしれないし、勤めることかもしれないし。人それぞれやと思うねんけど、そこにつながる働き方を明確にして、チャレンジしていくっていうことが本当の幸せには近付く気がするんだけどね。
自分にとって本当の幸せについて考える機会
松本:そもそも自分の幸せを何かの前提の上で考えてるということに中々気付きにくいものだとも思います。例えば就活している状態であれば、就職する上でのどこが1番幸せか。その前提を崩すことってめちゃめちゃ難しいかなと思ってて。
そういうところを考えるきっかけになるような問いというか。就職するにしてもしないにしても、本当の幸せってなんだろうって自分で考える機会ってどうやってつかみにいったらいいのかなっていうのは難しいと思います。
野山:これは難しい話やな。まずは………
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